人生100年時代を元気に生きるために知っておくべき事 その6
皆さん
あけましておめでとうございます
ATA会長の石岡知治です
本年も皆様が健康で元気に生活できますよう心より御祈願申し上げますと共に皆様の快適な生活にお役に立てる情報を発信していきたいと考えております。
さて
これまで筋トレが「脳萎縮予防」「疾病予防」「運動器疾患予防」に有効だと言う事をお伝えしてきました
でもやっぱり筋トレって「一人じゃできない」「何をやればいいかわからない」
といった方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
でも身体の中の一箇所を鍛えるだけでとても高い効果があるとしたら興味惹かれませんか?
でもそれについて書く前に人類病とも言われる「腰痛」を通して身体にはどんな負担が掛かっているのかという事から伝えたいと思います。
もし腰痛を根絶する術を見つけたらノーベル医学賞ものだという方もいます。
日本人の腰痛生涯有病率(人生の中で一度でも腰痛に罹患される方)は85%という数字があります。
確かにこんなにも多い腰痛を根絶する事が出来たらノーベル医学賞にノミネートされてもおかしくはないと思います。
では何故こんなにも腰痛に罹患される方が多いのでしょう?
それは人間が二本足で生活しているという事に行き着くと思います。
猿回しの猿が二足歩行での芸を仕込まれていくうちにヘルニアを発症するケースがあると言う事実。
また二足歩行をする骨格故に脊柱に垂直な重力を受ける生物も人間だけなのも事実です。
上記の図を見ていただければ分かりやすいかと思いますが二足歩行をする人間は立った際、足元で自分の体重を支えます。
これは重力の中で生活しているが故に「支える」という現象が発生します。
またそれ故に支えた瞬間に地面から反発するエネルギーが発生します。
自重は上から下へのエネルギー
地面からの反発力は下から上へのエネルギー
人間が二足歩行での生活をしている以上この二方向のエネルギーは股関節(お尻)の部分で交差します。
二足歩行生活をする人間の骨格では「立つ」「歩く」「走る」などの姿勢や動作において大きな負担がお尻には常に掛かっているのです。
皆さん、お尻って
「お肉が厚くて鈍いところ」
ってイメージをお持ちじゃないですか?
実は二足歩行生活をする人間にとってお尻はとても重要な部分なんです!
85%の方が一生のうちに一度は経験するという腰痛ですが内科的疾患(悪性腫瘍など)を起因とするもの以外の腰痛患者全てに共通する所見としてお尻の筋肉の過緊張が診られます。
そうなんです。
一般的な腰痛全ての一次的な原因はお尻の筋肉の緊張からくるのです。
ひと言に腰痛といっても腰部周辺の傷病名は多岐に渡ります。
そのかたの筋力、骨格、姿勢、年齢、日常生活での身体の使い方の癖などにより様々なタイプの腰痛(ヘルニア、腰椎分離症、腰椎捻挫、脊柱管狭窄症など)に枝分かれしていきますがそれら全ての腰痛にお尻の筋肉の緊張が確認できるのです。
そしてその硬くなったお尻の筋肉を緩めると多くの腰痛は症状が軽快します。
またお尻の筋肉の緊張は腰痛のみならず「肩凝り」「片頭痛」「股関節痛」「膝痛」「便秘」「不眠」「冷え性」「重い生理痛」などの原因にもなっていることが多くあるのも事実です。
ここで一度、今日の内容を整理します。
「二足歩行生活をする人間にとってお尻は重要な箇所である」
という事です。
これは延べ15万人以上の身体を診てきた私の治療家キャリアのなかで知り得た情報なので絶対の保証をお付け出来る真実です。
という事で冒頭でお伝えした身体の中で一箇所鍛えておくべきところとはもうお気付きかとも思いますが…
「お尻(股関節)」
なのです。
如何でしょう?
これまで筋トレが「脳萎縮予防」「疾病予防」「運動器疾患予防」に有効だということをお伝えしてきました。
でも全身くまなく筋トレするとなるとハードルが高くなってしまうかも知れませんが先ずはお尻に限定して筋トレしてみるのなら出来そうな気がしませんか?
当協会にはお尻の筋肉を効果的に鍛え驚くようなヒップアップする事が出来る
「TFR美尻筋トレプログラム」をご用意しております。
また現在このプログラムのインストラクターの育成作業も行っています。
今後、このサイトを通じても皆さんにこのプログラムの内容を紹介していきたいと考えております。
お楽しみにしていて下さい!