会長からのご挨拶

GREETご挨拶

Tomoharu Ishioka

医療ジプシーの増加が問題に

昨今は空前のヘルスケアブームです
多くのメディアで取り扱われる事もさることながら社員の健康管理の一環としてヘルスケア講座を社内研修に取り入れる企業も増えてきています。

さて快適な日常生活をおくるうえで問題となる肩こりや85%の方が生涯で一度は罹患するという腰痛。また年齢を重ねる上で多くなる膝痛などに悩まされる方が多い中、医療ジプシーと呼ばれる医療機関を彷徨う方達が増えています。
また政府が掲げる産業として10年後はヘルスケア産業がトップになると予測されています。

当協会の存在意義

当協会はまずこの問題に取り組みたいと考えます。
身近な施術を受けられる機関として整形外科、整骨院、鍼灸院、マッサージ院、整体院などがありますが皆様は整骨院と整体院の違いがわかりますか?

簡単に言うと整骨院(接骨院)は柔道整復師という国家資格を持った者が開設できる施設で整体院というのは基本的に国家資格を有さない無資格者でも開設できる施設です。

その他の鍼灸院やマッサージ院もそれぞれ国家資格を有したものが開設する機関です。

しかし国家資格の有無がそのまま治療技術に直結するかというとそういう訳ではありません。

最近では国家資格を有していても整体院として施術を行う先生方も増えてきていますし無資格者であっても高い治療技術を持つ方も存在します。
また国家資格を有していても全く臨床レベルに到達しない先生を配置し施術に当たらせる施設または独立開業されている施設が多いのも事実なのです。

施術者の技術向上が重要

一般の方達からすれば白衣(施術着)を着た人の言う事であれば間違いはないだろうと考えると思います。

しかし実際はそうではないケースが多々あり患者様の悩みに対応できないスキルのまま施術を続け無駄な時間と治療費を負担させられてしまう方が後を絶たないのです。

当協会はこのサイトを通じて安心して通院できる医療機関をご紹介したいと考えています。
では何故上記した問題が起きるのでしょう?

それはひとえにレベルアップできない施術者が多すぎるからです。

現在、単に整骨院だけの数だけでも全国でコンビニと同じくらいの数が存在します。
またその他にも鍼灸院、マッサージ院、整体院の数を合わせればコンビニの数を遥かに越えると言われています。

そんな飽和状態を形成するのはそれだけ多くのセラピストが存在するからです。
そしてそのセラピストに対し認めがたい理論であるにも関らず魅惑的なキャッチコピーで高額な治療法セミナーに誘導されその理論が正しいと信じ込み施術をし続け結果、スキルアップできずにいるセラピストの存在。

魔法のような効果を簡単に出す治療法などは基本的にはなくしっかりとした技術や知識の裏付けがあって初めて患者様が驚くような治療結果を出せるという事をセラピストは理解しなければなりません。

これこそが一番重要な問題点と当協会は考えこの問題に取り組んでいきたいと思いこのサイトを立ち上げました。

業界全体の底上げに貢献したい

少々、ネガティブな話をしてしまいましたがそうは言っても世の中には優秀で腕の良いセラピストが沢山存在し日本人が持つ指先の感覚は世界の中でもトップクラスと評されているのも事実ですし当協会が保証推奨するまでもない優秀な先生達も沢山いらっしゃいます。

そんな先生に患者としてご縁が持てる方が多ければよいのですが全体を見渡すと圧倒的に少ない事が医療ジプシーと呼ばれる方を増やしてしまうのです。

このサイトを通じ優秀なセラピストの仲間が増え業界全体のレベルアップを図りこれから益々需要が伸びていくヘルスケア産業の一端を担っていきたいと思っています。
またセラピストならではの悩み等も共有し孤独になりがちなセラピストのストレス軽減にもこのサイトを利用されてはいかがでしょう?
賛同頂けるセラピストの皆様の参加を心からお待ち申し上げます。

経歴

  • 1967年5月12日生まれ 北海道釧路市出身
  • 高校卒業後、アイスホッケーの実業団選手(西武)として上京
  • 選手時代の腰痛をはじめとした怪我の経験から、引退後治療家の道を目指す
  • 帝京医学技術専門学校柔道整復学科卒業後、埼玉県狭山市ふくだ整形外科(現入曽整形外科)の物理療法科主任、副院長を歴任後平成9年埼玉県入間郡毛呂山町にスポーツ医学.妊婦腰痛研究所いしおか整骨院を開業
  • 現在、整骨院の他に脳萎縮予防筋トレをテーマとしたボディコンディショニングスタジオの運営や一般社団法人メディカルトレーニング協会の理事、中林助産師学院外部講師なども務める

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