人生100年時代を元気に生きるために知っておくべき事 その5
皆さんこんにちは
ATA会長の石岡知治です
前回、前々回で筋トレ(運動)と疾病予防、脳萎縮予防の関連性についてお伝えさせて頂きました。
これまでのお話しは著明な先生が発表された事を皆さんにお伝えしただけの言わばほぼ受け売りです(笑)
しかし今回からお伝えする
「筋トレと運動器疾患予防の関連性」
については私の約25年の治療家人生で得た情報と知識です。
細かく数えた事はありませんが治療家になってから少なく見積もっても延べ15万人の身体を施術してきたと思います。
こんな言い方は失礼かも知れませんが我々、セラピストにとって患者様、クライアント様の身体は最良の教材なのです。
これまで触れさせて頂いた数は私の財産として確実にインプットされそれを情報に変換してアウトプットしたいと思います。
是非、共有してください。
それでは本題に入りましょう。
腰痛、膝痛、股関節痛、肩こり、頚部痛、外傷(怪我)などなど
それぞれに痛みの原因が考えられます。
使い過ぎ、姿勢、体重過多など様々な要因が存在する訳です
その中でそれら全ての運動器疾患に共通の原因があるのですが・・・・・
「皆さん分かりますか?」
実はこの質問
私がプロの治療家の先生へのセミナーでも聞くのですがこれまで答えられた方は一人もいません。
あまりにも当たり前すぎて(笑)
でも当たり前すぎる故に誰もが100%理解納得されます。
運動器疾患全てに共通する原因
それは
誰もが重力の中で生きているという事です。
重力の中で生きているが故に様々な姿勢、動作がご自身の自重によってそれぞれの筋肉に負荷が掛かります。
そしてその負荷が蓄積され筋肉が疲弊し緊張硬化またはその部分をかばうような動作するとその部分や関連する離れた箇所に痛みの症状が発生しやすくなるのです。
しかしその負荷に抗うもの
それはご自身の筋肉(筋力)なのです。
なので痛みが出にくい身体を作り運動器疾患を予防するためには筋トレが有効な訳です。
筋力の低下を日本では加齢によるもので片づけてしまいますが欧米では
「サルコペニア」
と言ってれっきとした一つの疾病として扱われます。
ご理解いただけましたか?
次回は人類病とも言われる腰痛発症の仕組みについてお伝えします。